先攻
みやこ
コント/食事件簿〜俺達はTATATOで死ぬぞ〜
宮尾:…えーとね、私がこのデパートの責任者の一人なんだけどね。 あのね、君、さっき何してたか分かってるの? 野崎:はい。フードコートにあるホカホカの食物を堪能していました。 宮尾:そうだよね。人の食ってるもんを片っ端から食い漁ってたんだよね。満足げな顔で。 野崎:人聞きの悪いことを言いますな。一人ひとりの顔色を見極めて、余りそうなものだけを食べたんです。 宮尾:被害者の顔みんな激怒だったけどな。顔から湯気って出るもんなんだね。汗かいたかいた。 ……で、もう一度聞くけど君の名前は何で言うんだっけ? 野崎:ただ食い戦隊!!ウバウンジャー!! 宮尾:はい、警察呼びますね。有罪。断罪。つめ剥ぎ。 野崎:ちょっと待ってください!!人のものを勝手に食べるのは犯罪なんですか!? だったらマクドナルドのCMで人のマックフロート飲んだ小汚いおっさんも逮捕してくださいよ!! 宮尾:あれは知り合い内のノリ。君のは人類の習慣に踏み込んだ火星人の如き所業。さあ、網走にある星に帰ろう。 野崎:宇宙人扱いとは無礼な!!デパートの偉い方とは思えぬマナーの欠如ぶりですな!! 宮尾:お前はマナーが砕け散ってんだよ。あのさ、せめて本名名乗ってもらわないとこっちは反省しているととらないよ? 野崎:ちっちっち。お金を使わずに一日三食いただくことこそわが戦隊の掟。そしてそれを行う手っ取り早い方法。それは…………。 ひとのものをくーうー!!!!!ひとのものをくーうー!!!!!ひとのものをくーうーーー!!!!! えじそんが!!!そのてがあったかと!!!あったまぴかーーーーーーーーん!!!!!!! 宮尾:人って金がないだけでこうなんの? 野崎:我々も!!お金が一円もないから!!生活に困っているのである!! 勘当もされているし!!親戚とも仲良くないし!!同級生………俺だけ連絡網から………隔離………。 宮尾:言うな言うな言うな。いろんな要素が合わさって哀れみの重戦車みたいになってるわ。 野崎:あなたには分かって欲しい!!我々にも食事に困っていたという事情があったのだと!! 宮尾:……さっきから我々って言ってるけど、一人しかいないじゃんか。 野崎:あ、えーと僕がただ食いブルーですね。ほら、飯ろくに食べてなかったから不健康な青い顔でしょ? そして胃潰瘍レッド、肌質イエロー、頭皮ピンク、直腸ブラウン(黒寄り)……。 5要素合わせて、ただ食い戦隊!!ウバウンジャー!! ひとのものをくーうー!!!!!ひとのものをくーうー!!!!!ひととして、いきれるのも、なんかみじかそーうー!!!!! みじかそーうー!!!!!そーうー!!!!!そーうー!!!!!そーうー!!!!!そーうー!!!!!そーぅうぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇん!!!!!!! 宮尾:これって逮捕されるの俺らの方だよね。 野崎:な、何とか許していただけないだろうか!!今日久々にご飯を食べて、あまりにもおいしすぎて逆に今気持ち悪いのである!! ついでにジュース飲んだら水分も受け付けないのか目から滝のように出てくるんだ!!なんでだろう!!ジュースって感情高ぶる飲み物だったっけー!?(ぼろぼろぼろぼろ) 宮尾:すみませんでした。わがデパートに全面的に責任があります。あなたは何も悪くないです。 これはわがデパートで使える商品券です。ご活用ください。まあ他のところでもダメ元で出してみたらいいですよ。 野崎:ふ、福沢諭吉が、こ、こんなに…!! 宮尾:こちらにいらしてください。きょうは思う存分フードコートを楽しんでいただきます。(ガチャ) あぁぁぁぁ!!??なーに被害者面して真っ赤な雁首そろえてやがるんだ!!きったねえネオンだなぁ!! 一回食べてるもん食われたくらいでカリカリしやがって!!帰れ!!帰ってその湯気おじいちゃんに浴びせて「健康になってね」って言え!!! おいコラフードコートの客どもよぉ!!!なーに平和そうに食ってやがるんだ!!ウバウンジャー改めアワレンジャー様のお通りだ!! 哀れなる教祖様にコメと肉の雨を降らせてやらんかい!!スプライトの滝も用意じゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!! 野崎:え、えらいかたぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!(目から人間特有の滝) (野崎は泣いた。大いに泣いた。そして宙に舞う米粒を吸い込みまくった。スプライトを飲んでいるのか自分の涙を飲んでいるのか分からなかった。 彼は人に支えられる喜びを知ることが出来た。その思いを大切にしながら、明日を生き続けることだろう。 その日、フードコートの偵察に来ていたクリスピー・クリーム・ドーナツの社員が、体中に食物の雨を受けながら出店の断念を決意したことは誰も知らない。)
後攻
優しい朝の光に包まれて
演説/耳を澄ませば生命の声が(生命と書いていのちと読む)
木下:みなさん!地球が今危機に侵されています! 生活の中で私たちはエネルギーを使い、地球を殺しているのです! 皆さん、耳を澄ませば聞こえませんか生命の声が、地球の叫びが! 山田:いつもの様に学校へ向かう、いつもの様に見慣れた草原を歩くと 汚れた川が目に留まる でも、そんな事などお構いなしに学校へ向かうのです 木下:そして、お昼時になり弁当箱を開ければその中には塩おにぎりがあるのです あなたは、生命に感謝することなくそれを口に運ぶ事でしょう そして塩と砂糖を間違えた事実に驚愕するのです! 思わず噴き出したある意味粉雪ともいえる米粒の数々 それをみたクラスメイトには不潔扱いを受ける事でしょう 山田:僕たちは決して、砂糖を許しません! 奴が居たから太りゆく生命が現れ、糖尿病ゆく生命が現れるのです そして、料理下手ともいえる生命達が2択とは思えないほどに 塩と砂糖を間違えゆくのです 僕たちは砂糖を許しません!えげつない自然現象に悩まされればいいと思います 木下:まずは、こちらを買いましょう!「驚愕!砂糖の悪事50選」 こちらには砂糖の行ってきた悪事が50個掲載されています おひとつ310円になって…いや、300円です 砂糖につられました、これも奴らの仕業なのです! 山田:第2章「砂糖が原因説急浮上!佐藤増加の謎に迫る!」 では、今や日本で見ない日はない佐藤ですが その原因を砂糖とみて調査を行った結果が記されています 直接的な因果関係は無いながらもどこかでつながりを持っている一族の末裔ではないか という結論で落ち付きました 木下:第8章「黒糖だったらいいじゃない」 では、この本を書くにいたった塩と砂糖を間違えた件について 黒糖なら大丈夫なんじゃないか?という疑問を解消するために 黒糖と塩を並べて渋谷のOLを中心におにぎりを作ってもらった結果を載せています 結論からいってしまえば誰一人として間違えませんでした くやしかったので、最後は黒糖と砂糖で実験しました、やったったわ! 山田:第14章「シュガーが無いんじゃシューガないな」 は夜中のテンションで書いたので覚えてません! しかし砂糖に原因がある事でしょう 畜生!ゆるさないぞ!笑っちゃうくらい余れ!各家庭で余れ! 宇宙の果てまで余れ! 木下:第17章「でもコーヒーは砂糖なしには飲めない」 は少なからずある砂糖の存在意義に関して述べています 「悪事じゃねえじゃねえかよ〜、お前中卒か!」なんて言わないでくださいね えっ…誰が子供だよぉ! 飲めねぇんだもんシューガないじゃないか! …はっ!くっそぉ!!許さん!許さんぞぉ! 偉い人に間違えられて経済制裁掛けられろ! 山田:第26章「ざわわざわわのあいつ」 これはあいつに関して述べています ただ、あんまり書くことなかったので4行で終わってます 木下:第34章「角砂糖の角に頭ぶつけた」 では私の実体験をもとにした話を書いてます まぁ大事には至りませんでしたが、豆腐より痛い事は確かです 遂に砂糖が直接攻撃に出てきました これは危険です 山田:第40章「坂東は『さとう』とも読むらしい」では 坂東でおなじみ「坂東英二」と砂糖との因果関係について 砂糖を世に広めるために生まれた特殊兵なのではないかとの説を検証したものです ですが、良く考えたら彼の名字は「板東」だった上に ゆで卵に砂糖をかけたら美味しくないと言う事が分かり、疑いが晴れました 彼もまた砂糖に踊らされたただの一般ピープルなのです 木下:第46章「砂糖と死闘する須藤をセット(そっと)」 これは言いたかっただけです なんか面白かったのでいってみたくなっただけです すべて!全てはあの砂糖のせいです! 砂糖を恨み、砂糖をこの世から、排除いたしませんか! 手と手を取り合って生きて行きましょう!! 山田:今こそ、人類が立ち上がるとき! 人対砂糖の全面戦争の幕は切って落とされたのです! 合言葉は!! フォーエバー! ノンシュガー! ライフ! 略して! 二人:FNL!!FNL!!FNL!!FNLー!!!!!! (当然警察につかまりましたとさ。)
五竹:みやこさん、フェイクアウトさんありがとうございました。 小村:急遽決めた3位決定戦でもこんだけ面白いネタやってくれますか!! 五竹:それではまずは審査員のご紹介を。 今回審査をしてくださったのは、 きょくにゃんさん、星野流人さん、BOMBさん、ひろちょびさん、8823さん、、さん、翔さん、オフィユカスさん、夏草さん、ミヤさん 以上10名の方々です。今回はいただいた審査数が偶数なので、主催者票を入れて11票で2組の勝敗を決めます。 小村:皆さん審査ありがとうございます! 五竹:票は1票ずつ、先程名前を挙げた順に発表していきます。 小村:ちなみに主催者以外はただの投票順ですので、変に盛り上げようみたいな狙った順番にはしてませんよ。 五竹:さあ、メダルとか何にもないですが、3位に輝くのはどちらでしょうか。 では行きましょう。 投票結果は・・・
みやこ みやこ 優しい朝の光に包まれて 優しい朝の光に包まれて 優しい朝の光に包まれて みやこ 優しい朝の光に包まれて みやこ みやこ 優しい朝の光に包まれて 優しい朝の光に包まれて
ということで結果は、 みやこ5票、優しい朝の光に包まれて6票で、
優しい朝の光に包まれてさんの勝利です! おめでとうございます!
小村:うおお!!熱い感じになったよ!もうこれ決勝にしようよ! 五竹:という訳で優しい朝の光に包まれてさんが3位ということになります。 小村:おめでとうございます! 五竹:もし第2回があって、それで何かアドバンテージがあれば、優先させるかもしれませんが、まああまり期待しないでくださいな。 小村:考えてるところであればシードですが、まあ・・・期待しないでくださいね。 五竹:さあ、そろそろ行きますか・・・ 小村:行きましょう・・・ 五竹:では決勝です。優勝するのは田んぼマンさんか、それとも田んぼマンさんか。◆決勝 フェイクアウト 対 リーベルパウンド◆
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓審査詳細↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ 審査者:きょくにゃん 投票:みやこ ◆投票理由◆ みやこ:野崎さんの哀れなキャラクターと宮尾さんの豹変さがとても面白かったです。この表現力は是非とも見習いたいです。 優しい朝の光に包まれて:あ!ファイナル前半戦のヤツや!黒糖とかざわわとか非常に面白かったんですが、みやこさんに比べるともう一押し欲しかったです。 審査者:星野流人 投票:みやこ ◆投票理由◆ 何言ってだお前ら。 もはやここまで来ると正気の沙汰とは思えないような発想のネタが続々と。決勝3位決定戦と読んだだけなのに、4ネタですっかり胃もたれ気味です。 どちらも普通に笑わされる箇所があり、なかなかハイレベルな闘いだったと言えるでしょう。 優しい朝の光に包まれてさんのぶっ飛び具合も好きですが、個人的には、ある程度秩序を保ちつつ爆発力があり、 くだらなさを備えつつストーリーにも落差が生じているなど、みやこさんのネタの実力の高さに唸るばかりです。 みやこさんに1票を投じます。 審査者:BOMB 投票:優しい朝の光に包まれて ◆投票理由◆ みやこ:6 両者とも警察にて少し頭を冷やした方が良いと思います。 どっちも面白かったけど、一番笑ったボケは優しい朝の方にあったので、そちらへ投票します。 第46章のあまりのくだらなさに噴いてしまった。 審査者:ひろちょび 投票:優しい朝の光に包まれて ◆投票理由◆ ・みやこ 1つ1つの表現など、普通に面白い部分は多かったのですが、そこまでインパクトは強くなかったのが惜しいです。 責任者さんが野崎側に寝返る展開は、少々唐突かつベタに感じました。 ◎優しい朝の光に包まれて 1つ1つの章のボケのクオリティが高く、バランスも絶妙でした。 スカシっぽいものが多い割に、手数としては多く見えました。言い回しが良いんだと思います。 オチがもう少し上手いこと言えているとさらに良かったです。 審査者:8823 投票:優しい朝の光に包まれて ◆投票理由◆ これも名勝負だったなあw お互いのぶっ飛び具合がいい意味で優劣をつけにくくしていました。 そんな中で優しいのにさんの方の馬鹿馬鹿しさがより入りこめる感じがしたのでこの選択で。 審査者:、 投票:みやこ ◆投票理由◆ 清々しいバカを読むと疲れる 後半急展開になってさらにばかばかしさが増したみやこに一票で。連絡網隔離はやばい 審査者:翔 投票:優しい朝の光に包まれて ◆投票理由◆ ラジオにて発表 審査者:オフィユカス 投票:みやこ ◆投票理由◆ ラジオにて発表 審査者:夏草 投票:みやこ ◆投票理由◆ ラジオにて発表 審査者:ミヤ 投票:優しい朝の光に包まれて ◆投票理由◆ ラジオにて発表 審査者:ジンガー 投票:優しい朝の光に包まれて ◆投票理由◆ 決勝かってぐらい両組ともすごく面白かったです。 みやこさんは、宮尾さんの返しがしっかりとボケの面白さにツッコミでの+αを乗せられてる感じでよかったです。 しっかりと完成したネタだとは思いますが、爆発力の面で相手に劣っていたかなと。 優しい朝の光に包まれてさん、ちょびバトファイナルで見て満点付けたネタですね。 1回見たし笑わんぞという気持ちで読んだんですが「310円」で早々と撃沈させられました。 もう全体的にくだらなすぎます。このくだらなさで突っ走られたらそんなもん面白いですわ。 オチは変える前の方が好きだったんですけど、どっちみち中盤で点がカンストするぐらい笑わせていただきました。◆決勝 フェイクアウト 対 リーベルパウンド◆