準々決勝前半第1試合


先攻
whitewhite
放送事故


安正:こんばんは。毎週生放送でお送りしております「クローズアップ現在」。今週は現代に潜む妖怪についてお送り致します。
          今回は妖怪に造詣が深いこの方にお越し頂きました。妖怪研究家の前田さんです
前田:どうもー(連れて来た牛鬼の眼球から血が吹き出している)


〜大変お見苦しい映像が流れてしまったことを深くお詫び申し上げます〜
〜しばらくこちらの映像をご覧ください〜





しばらくこちらの映像



〜しばらくこちらの映像をご覧いただきました〜



安正:先程は大変失礼致しました。改めてご紹介いたします、妖怪研究家の前田さんです
前田:どぅえどぅえどぅえどぅえ(牛鬼に殴られた傷跡から小さい牛鬼がうじゃうじゃ湧いてくる)



〜大変お見苦しい映像が流れてしまったことを深くお詫び申し上げます〜
〜しばらくこちらの映像をご覧ください〜





跳梁跋扈




〜大変読みにくい漢字が流れてしまったことを深くお詫び申し上げます〜
〜しばらくこちらの読み仮名をご覧ください〜






ちょうりょうばっこ





〜ショウリョウバッタと語感が似てますね〜




安正:キシャアアアアアアアア(胴体の左半分が牛鬼になっている)



〜うわああああああああああ〜




フォンダンショコラ



〜ショウリョウバッタと語感が似てますね〜







牛鬼:生放送でお送りしております「クローズアップ現在」。そろそろお別れの時間がやって参りました。
          来週はおいしいフォンダンショコラの作り方をご紹介いたします。それでは
牛虎般若鷲鬼:キシャアアアアアアアア
牛鬼:うわああああああもっと怖いやつきたあああああああ

後攻
みやこ
コント/たたかれる恋


野崎:ワニワニパニック。それは1989年から稼動し、今も根強い人気のあるアーケードゲーム。
   幅広い世代に好かれており、高齢者のリハビリにも使われているらしい。
   様々な派生ゲームも登場し、携帯ゲームやパチンコにもなっている、アーケードゲームの王様とも言うべき存在。
   それがこいつ、ワニワニパニックだ。

宮尾:……うん。大体知ってるよ。有名だもん。それで?

野崎:俺、コイツと結婚しようと思ってる。

宮尾:人生の投げ出し方斬新過ぎるぞ。

野崎:俺さ、コイツを見た瞬間一目ぼれしたんだよね。一途だし強気だし積極的だし。俺のツボを的確に突いてくるんだよねー!!

宮尾:狂人のツボ。それ狂人のツボ。なあ、このことでわざわざ俺をゲーセンにまで連れてきたのか?
   俺はお前が「新しい彼女を紹介する」って言うからついてきたんだぞ。

野崎:そのとおりじゃん。紹介、してるじゃん。(キラキラキラキラ)

宮尾:目の輝きが手遅れ感出してる。絶望とはこのことか。

野崎:俺さ、コイツの何もかも好きだけどやっぱりセクシーなところがいいよね!俺さ、なんだかんだ言ってエロイ女好きだからさー!

宮尾:セクシーじゃないしエロくもないし女でもない。三連単ぶっぱずしてんぞ。

野崎:だって、ほんのちょっとお金あげただけで「たべちゃうぞー!」だぜ!?ハンマー大暴れだねこりゃ!!ビンビン!!はい、ビンビンッ!!

宮尾:店長が受話器持ってるの見えねえのか。

野崎:そうだ、お前にも話させてやるよ。おーい、パニ子ー。おーい、パニ子ー。あれ?おーい!!パニ子ー!!パァニィコォー!!!

宮尾:親友がここまで遠くなるとはな。不思議とパニックもせんわ。

野崎:何だ、すねてるのか?しょうがないなぁ、久しぶりに掻き立ててやるか…。へっへっへ。(チャリン)

【たべちゃうぞー!】

野崎:うひえあああああああ!!!パニコー!!!パニコォォォォォォォォォ【イテッ】ォォォォ【ガブッ】ォォォォォォ【ガブッ】ォォォォォォ【ガブッ】ォォォォォ【ガブッ】ォォォ!!!

宮尾:……え、なんですか?ああ、このふんどし一丁でワニワニパニックの上で暴れて噛まれまくってるこいつですか?10秒前に他人になりました。

【もう、おこったぞー!!】

野崎:……え?何で怒ってるんだよ。何が悪かったんだ?俺のテクニックが下手なのは謝るから……そ、そんなに怒って乳首出し入れすんなよ!!

宮尾:聞いた?ワニが乳首ですって。ハハハハハハハハハハ。ハハハハハハハハハハ。ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ。

野崎:だから怒るなって…え?何ですかあなた達。警察?警察が何の用ですか!ただ僕は愛し合っているだけです!!いけないんですか!!
   ………ゲームと人が愛し合うとか馬鹿じゃないか、だと!?俺たちの愛の形を馬鹿にするのか!!
   うわっ!!やめろ、離せ!!…そうか、国家権力で俺たちの愛を潰そうって言うんだな。ナムコが影にいるんだなぁ!?
   は、離せ!!離せ!!パニ子、俺とお前は一緒になるんだ!!絶対に一緒になるんだぁぁぁぁぁ!!




   キミの     ハートを     ワニづかみィィィィィィィィィィィィィ!!!!!




(ファンファンファンファンファン……)










【やーいざまあみろ】

宮尾:あいつアーケードからも見放されやがった。



五竹:whitewhiteさん、みやこさんありがとうございました。

小村:いやー、濃いね!とにかくね、濃い!

五竹:それではまずは審査員のご紹介を。
   今回審査をしてくださったのは、
   BOMBさん、きょくにゃんさん、ザララさん、星野流人さん、翔さん、槍沢 雑さん、山下 銃さん。
   以上の7名の方々です。今回はいただいた審査数が奇数なので、この7票で2組の勝敗を決めます。

小村:皆さん審査ありがとうございます!

五竹:毎週の様に審査していただいてる翔さんですが、審査の何か欄でこんなコメントを。



「先週は審査できずに申し訳ありませんでした!」



小村:いや、無理に審査していただかなくてもいいですからね!?
   というか先週体壊したようですし、あまり無理しないでくださいな・・・

五竹:まあそれだけこの大会を楽しんでいただけてるというのであれば幸いですよ。
   では結果発表いきましょう。票は1票ずつ、先程名前を挙げた順に発表していきます。

小村:ちなみに主催者以外はただの投票順ですので、変に盛り上げようみたいな狙った順番にはしてませんよ。

五竹:初戦、シーサイドサンセットさん、2回戦、ENDGREENさん、3回戦、シベリア派遣部隊さん、と
   いずれも名の知れた強豪を相手にしながら勝ち上がってきたwhitewhiteさんが勝つのか。
   2回戦で某短文企画チャンピオンのシュビビン!さんを敗り、さらには3回戦で強豪バーソロミュー教団さん相手に完封を決めたみやこさんが勝つのか。
   では行きましょう。
   投票結果は・・・



















 みやこ




















 みやこ




















 whitewhite




















 みやこ


















 みやこ




















 みやこ




















 whitewhite



 ということで結果は、




















 whitewhiteさん2票、みやこさん5票で、


 みやこさんの勝利です!
 おめでとうございます!
小村:強すぎるよ!もう2票取れただけでもすごいぐらいに思えてくるよ・・・

五竹:whitewhiteさんは残念ながらここで敗退となります。

小村:らしいネタで大会を大きく楽しませていただきました。ありがとうございました。

五竹:では次行きましょう。さあ早くも本日ラスト、この2組です。
◆準々決勝前半第2試合 XENOGLOSSIA 対 フェイクアウト◆


↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓審査詳細↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓



審査者:BOMB

投票:みやこ

◆投票理由◆
両組とも面白かったです。
それぞれの登場キャラの様子や動作が、スッと伝わってきて、安心して最後まで読めました。
今回はワニワニパニックが始めってからの一連の流れで、面白さが継続していたみやこに投票します。
whitewhiteも絶対評価制サイトなら8割付けるネタでした。タイマン怖いでしょう・・・。



審査者:きょくにゃん

投票:みやこ

◆投票理由◆
whitewhite:「しばらくお待ちください」は外れなく面白かったんですが、本編(?)はどうにもグロさが強すぎてうわぁ……となってしまいました。
みやこ:野崎さんのアホさ加減が見ていて非常に面白かったんです。ただ乳首の下りはうわあ……となってしまいました。



審査者:ザララ

投票:whitewhite

◆投票理由◆
whitewhiteさん
楽しそうに書いてる感が伝わってきました。
「連れて来た牛鬼の眼球から血が吹き出している」
「牛鬼に殴られた傷跡から小さい牛鬼がうじゃうじゃ湧いてくる」
おなかいたいです。
そこ以外はそうでもなかった(入りはすごく好きです)んですけど、牛鬼関連の爆発力には感服です。

みやこさん
うまく言えないんですが、「店長が受話器持ってるの見えねえのか。」みたいな、今まで出てきてない情報でつっこむのがすごくうまいと思いました。
こんな感じで終始ツッコミが面白いんですが、突然笑いだしたところは違うなって思いました。
引っかかったのはそことワニづかみくらいです。

いい意味で、どっちが勝ってもいいやって思いました。
そのくらいレベルが高く、次も楽しみです。
今回はネタの好き具合でwhitewhiteさんに投票させて頂きます。



審査者:星野流人

投票:みやこ

◆投票理由◆
whitewhiteさんは……ええと、なにやってだこいつら。
ネタのタイトルが「放送事故」とのことですが、今回に関しましてはネタの中身そのものも放送事故になってしまっていたように感じられました。
ちょっとむちゃくちゃの度合いが過ぎ、いまいちうまくおもしろさが伝わってきませんでした。
みやこさんは、世界観にうまくボケの中身がマッチしており、非常におもしろくネタが仕上がっていたと思います。
持ち出してきた「ワニワニパニック」もネタの中で十全に生きており、イメージもしやすかったです。
創りが丁寧で笑いやすさを感じた、みやこさんに1票を投じます。



審査者:翔

投票:みやこ

◆投票理由◆
whitewhite:6

グロかったです(笑)
所々の遊んでる部分が面白かったんですけど
ここまできたらもう少し満足感が欲しかったですね


みやこ:8

このネタを思いついた瞬間の作者の気持ちを答えよっていう国語の試験が作れそうですね



審査者:槍沢 雑

投票:みやこ

◆投票理由◆
whitewhite
めちゃくちゃ面白い! めちゃくちゃ面白いんだけれど、短文でまとめる素材じゃなかったかなと。
枠に収めるために取りこぼした魅力が多すぎて、面白さよりももったいなさを先に感じてしまいました。
跳梁跋扈からフォンダンショコラの爆発力は捨てがたいし、次も見たいのはこちらなのですが……。

みやこ
コロンコロンの悪影響が垣間見えますね。
狂ったテンションで貫くバカさと突き放すツッコミのコントラストが面白く、爆発こそないものの最後まで安定していました。
ただ、野崎さんの長ゼリフがちょっとくどく感じられたので、もうすこし変化つけたり違ったボケを狙ってもいいかもしれません。



審査者:山下 銃

投票:whitewhite

◆投票理由◆
whitewhiteは本当に頭がおかしくて、頭がおかしいをちょっと通り過ぎて途中のテロップの使い方が意味わかんないくらいだったんですが、
絵面のインパクトがとんでもなかったです。牛鬼はいいなあ。
みやこは、ワニワニパニックである必要性を見出せないところがしばしばあって、何だか一つ殻を破れないなあという感じでした。7-3でwhitewhite。



審査者:ジンガー

投票(無効):whitewhite

◆投票理由◆
whitewhiteさんは、ちょっと引いてしまう部分も多かったのですが、映像の裏切り方具合が秀逸で、前述の部分を跳ね除けるぐらい笑わせていただきました。
放送事故を起こす部分をもっと柔らかくできていたならさらに楽しめていたかなと。
みやこさんは、設定は面白いと思ったのですが、どうも展開の中で設定のギャップをうまく感じ取れず、そこまで楽しめませんでした。
僕の想像力が乏しい部分が大きな原因だと思うのでそこは申し訳ないとしか言いようがないですが、
ギャップの面白さを伝えるための情報量(おそらくツッコミによって理解を促す部分)がもう少しあるとありがたいかなと。
面白さをより分かりやすく感じ取れたwhitewhiteさんに投票させていただきます。



◆準々決勝前半第2試合 XENOGLOSSIA 対 フェイクアウト◆


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