なぜ日本人は「うんこ」と言えないのか。



どうも、ベンザード大学准教授、ウンコロンコロン・ゲリベンバーグです。今日は日本の皆さんに語りたいことがあります。

みなさんは、あらゆるものに対して「勇気」は持っていますか？たとえば、職場でどんな相手にでも電話対応できるだとか、些細なことでいえばちゃんと挨拶が出来るか、などですね。

実は日本ではそのささやかな勇気ですら持てない若者が急増しているそうなんです。その若者の中でも一番増えてきているのが「うんこ」といえない若者です。

最近の若者達は、照れがあるのか「便」だとか「大きいほう」だとか言うんだそうです。ちゃんちゃらおかしいです。

そちらのほうがシュッとした考え方であると周りが判断すると思ってるんでしょうか？それとも、うんこがおしっこよりも大きいと自覚しながら流され続けてると思ってるんでしょうか？

女性にいたっては「うんち」などといって可愛さをアピールする人もいます。うんこが女子力向上に利用されているんです！うんことネイルは同系統ですか！？

私は老若男女ありとあらゆる立場の人が「うんこ」といい続けるべきだと思います。これは日本の文化であるべきなんです。

私はアメリカにいるときも、英語の「excrement」ではなく「UNKO」と言っています。ニッポンの礼儀でありサムライ魂です。うんこで佐々木小次郎斬りたいです。

日常でもうんこという言葉を使わせていただいてます。道を聞かれたらうんこを目印とした案内をしますし、電車の中でも空いてるつり革の数だけ「うんこ」って叫んでます。

そのおかげで私は羞恥心のない、堂々とした性格でいられるのです。前向きになれたおかげで結婚も出来ました。うんこの前で愛を誓いました。

日本人の方々も、「うんこ」と堂々と公言できる大人になりましょう。恥ずかしいことなんてないんです。

居酒屋で友人と飲んでいるとしましょう。その時に「ちょっとうんこしてくる」といっても友人は「おう」としか言いません。それが恥ずかしいと思ってるあなたは、もしかして友人が



「（うんことか食事中にやめろよな。太いとか細いとか想像しちゃうだろうが。自分でうんこと言う呼称を使うってことは太いな。肛門酷使してるな。切れ痔だな。うへあ〜〜〜）」



みたいな想像をしてるとお思いですか？被害妄想もいいところですよ。友人は何を思うこともなくビールかホッピーでのどを潤しているんです。

そもそも、「うんこ」という言葉が「太そう」という印象を与えていることが由々しき事態なんです。語感で勝手なイメージを刷り込まれているんです。

いいですか？キャメロン・ディアスが出すものがギターの弦の用に細くて、ゆれるとキラキラときらめくような上品なものだったとしても、それは「うんこ」なんです。

サンドラ・ブロックが放ったものが乗客を乗せて２００キロでロサンゼルスの街中を突っ切ったとしても、しりから出たのであれば「うんこ」です。

うんことは人それぞれなんですよ。太くてたくましいものだけがうんこではありません。「うんこでごわす」は幻です。

「うんこでございますわよ」だったり「ぼ、ぼ、ぼくうんこですっ！！」だったり「私はうんこであるということを今日何度も言っておきます。」だったり。

うんこの声に耳を澄ませば、いろんな声が聞こえるんです。「ぶりぶり」だとか「ぽちゃん」だとかが声だと思っていましたか？

うんこを理解し、言葉として当たり前に使う第一歩として、「うんこの声を聞いてみる」ということをやってみてください。

まずはトイレで自分のうんこに。そして家族のうんこに。職場で上司のうんこに。後輩のうんこに。お得意様のうんこに。

公園に行ったときも公衆便所のそばで瞑想してみてください。うんこたちがペンライト振って割れんばかりの大歓声。あなたが長淵になれるんです。幸せになろうよ。




うんこと人の心がつながることを祈りながら、講演を終了させていただきます。ありがとうございましたトイレどこうんこもれるうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんｋ（大転倒）