先攻
XENOGLOSSIA
コント/呼んでもいないのに迷惑なのが来た
歌姫「ごきげんよう! ハウスクリーニングの六川歌姫ですわ! 本日は無料お試しキャンペーン実施中でして、こちら七瀬さんのお宅の大掃除をしにやって参りましたわ!」 寛子「……いや、帰って? 『え、あ、ふーん。無料でやってくれるんだぁー。ラッキー』とか思って中に通しちゃったけど、 よく見たら普通に土足で部屋に上がって来てるしねこの女。お前んとこの掃除会社の信用は、早くも地に落ちてるからね?」 歌姫「軍手とマスクをして、汚れてもいい服を着て……準備完了! さあ、大掃除を始めますわ!」 寛子「帰ってくれって言ってんのに聞いてねえ。ていうかお前がしてるの、軍手とマスクと汚れてもいい服っていうか……手術用手袋と外科用マスクと手術着じゃねえか!? なに、血でも流れるのかこの大掃除!?」 歌姫「さあまずはリビングのお掃除ですわ! 床掃除にはもちろんコレ! ですわ!」(ペットボトルの緑茶を撒く) 寛子「ちょばばばばば! なに、床に緑茶撒いてんの!?」 歌姫「床掃除をする前にはお茶を撒くべし、と、『ためしてガッテン』で、やばせばび(山瀬まみ)が言ってましたわ!」 寛子「言ってねえよ! 言うとしたら、茶殻だろがよ! いくら腐りきった日本のマスゴミでも、さすがに部屋ん中にお茶撒くのを良しとする局はねえだろうがよ! あと、たぶん、仮に言うにしても、せめてMCの立川志の輔さんが言うだろうがよ! どうすんだよこのびしょ濡れのリビングよ!」 歌姫「さて続いてはお台所の方に行きましょう」 寛子「リビングはお茶撒いて終わりかよ!」 歌姫「緑茶はちょっと放置して蒸らすものですわ」 寛子「それは誰情報だ!? みのもんたか!? 飲む時のと掃除する時のとで、情報が交錯してんだよお前の頭ン中でよ!」 歌姫「とう!(ジャンプ)……っと。お台所に着きましたわ」 寛子「なに、ジャンプしたら一瞬で目的地に到着したみたいなテレビ番組的演出入れてるんだよ!? そら、ジャンプしたら着くよ! リビングのすぐ隣だもんよ、キッチン!」 歌姫「ちょっと。シンクの中に、ゴキブリがいらっしゃいますわよ? どれだけ汚くしてますの?」 寛子「ゴキブリ出甲斐の無い女だな! もうちょい『キャーゴキブリー』的なリアクションしろよ。ついでにそのまま出てけよ!」 歌姫「それではまずはこの、溜まりに溜まっている洗い物をどうにかいたしましょう」 寛子「先にリビングのお茶どうにかしろよ! 本やスマホみたいな濡れたら困るモノを避けて撒いたことは、優しさとは捉えてねーからなこっちは!?」 歌姫「洗濯機借りますわね?」 寛子「おい止めろ! ウチのドラム式洗濯機は、汚れたお皿を粉々に粉砕するというシュレッダーみたいな役割で買ったわけじゃねえ!」 歌姫「お台所の後はゴミ箱の中身もきちんと捨てて……」 寛子「お前が物色しているのは、箪笥だ! ……やめぇぇぇええ! その夏物おしゃれワンピースも着るやつなのぉぉぉおおお! 一昨年の流行色だからたぶんこの夏中には1回くらいしか着ないかもだけど、でも要るのぉぉぉおおお! 断捨離反対!」 歌姫「もう、いちいちこんなに文句を言われているようでは……1日ではとても終わりそうにありませんわね。 ……よし。では、この部屋が隅々まで綺麗になるまで、わたくしはここに毎日泊まり込みますわ!」 寛子「寛子はお前を断捨離したい! もういい、出てけ!」
後攻
TOMONAGA
コント/呪いのテレビ番組
朝妃:皆さんこんばんは、毎度お馴染み深夜の呪術番組『呪ってポン』のお時間です 本日の呪術講師はTOMONAGAの宮永さんです 宮永:よろしくお願いします。この番組いつも見てます そしたらアタシ、あなたのことが好きになっちゃったので交際を前提にレズプレイしましょう 朝妃:欲求が爆発しまくってるカミングアウトですね。でもごめんなさい、私彼氏がいるので 宮永:いるのは知ってたのであなたの彼氏を呪ってます 朝妃:酷いことするんですね そんな宮永さんが日頃行っている呪術を本日紹介しますが、牛のこくまろだそうですね 宮永:丑の刻参りだけどね、牛のこくまろだとビーフシチューよね 朝妃:丑の刻とは午前2時のことで、韓国だと時差の関係で午後11時になります 宮永:日本と韓国は時差ないよね、勝手に時差を作らないでほしいわ 朝妃:あと服装が白装束、ちょうど私も家に白のネグリジェがありますが 宮永:それだと呪う気無いよね、あなたのネグリジェ姿には物凄く興味あるけど 朝妃:それで頭には火の付いたアロマキャンドルを立てると 宮永:ろうそく立ててよ、ネグリジェ着てアロマキャンドル焚く女は絶対人生楽しんでるじゃない 朝妃:そして神社に行って、わら人形にこずんぐきを刺すんですね 宮永:濁点の位置がずれてるよ。言葉の響き的にわら人形に刺さりそうにないよ 朝妃:これを人に見られず、7日間続ければ呪いが叶うと言われています ただし、失敗すれば呪い返しがあるので、皆さんやるときは注意しましょう 宮永:ちなみにアタシはあなたの彼氏を呪って5日目です 朝妃:あらら、マジック2が点灯ですね さて、ここまで方法を紹介しましたが、喋っているだけでは視聴者の皆さんに分かりにくいと思うので映像を用意しました 宮永:何の映像? 朝妃:今回、宮永さんがよく使うと噂されるわら人形スポットに隠しカメラを設置しました。その映像をご覧ください (モニターに映像が映し出される) 宮永:あんな男、邪魔だから消え去ればいいのよ! 死ねぇええ!!死ねぇええ!!死ねぇええ!!(ガンッ!)痛っ!あ、爪割れてアルバニアの国旗みたくなってる 宮永:うああああ恥ずかしさも相まってアタシ死にそーーー!!! バタッ 朝妃:皆さん、呪う時には十分注意しましょうね さて、次回の『呪ってポン』は拡大66分スペシャルです 呪術講師に松崎しげるさんをお呼びして『楽しい黒魔術〜八つ裂きしげるの呼び出し方〜』をお送りします。それではまた来週
五竹:XENOGR・・・XENOGLOSSIAさん、TONOM・・・TOMONAGAさん、ありがとうございました。 小村:そっちは間違えないだろ!いや、そっちはってXENOGLOSSIAさんに失礼だけど残念ながらたまに分からなくなります!すいません! 五竹:それではまずは審査員のご紹介を。 今回審査をしてくださったのは、 翔さん、きょくにゃんさん、槍沢 雑さん、、さん、KKさん。 以上の5名の方々です。今回は審査が奇数なので主催者票は入れず5票で2組の勝敗を決めます。 小村:皆さん審査ありがとうございます! 五竹:票は1票ずつ、先程名前を挙げた順に発表していきます。 では行きましょう。 投票結果は・・・
XENOGLOSSIA XENOGLOSSIA XENOGLOSSIA XENOGLOSSIA TOMONAGA
ということで結果は、 XENOGLOSSIAさん4票、TOMONAGAさん1票で、
XENOGLOSSIAさんの勝利です! おめでとうございます!
小村:強いねぇ・・・ 五竹:残念ながらTOMONAGAさんはここで敗退となります。 小村:これは俺らが初戦勝ってたとしても厳しかったね・・・ 五竹:さあ第6試合はこちら。◆2回戦前半第6試合 ササキに願いを 対 灯風◆
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓審査詳細↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ 審査者:翔 投票:XENOGLOSSIA ◆投票理由◆ XENOGLOSSIA:7 お茶をリビングにばら撒くというボケが面白すぎたんですけど それがピークだったのが惜しかったです それに匹敵するボケがもう1個あれば名作になると思います TOMONAGA:4 ネタにちょっとメリハリがなくて淡白だったなぁ という印象でした うしのこくまろは面白かったです 審査者:きょくにゃん 投票:XENOGLOSSIA ◆投票理由◆ XENOGLOSSIA:そたぶ優勝ネタのリメイクや!その時も思ったんですが、歌姫ちゃんの天然バカ(褒め言葉)さから生じる動きが面白かったです。 ただ見た目に関するボケは寛子たんのツッコミがあって初めて分かったのが多かったんでそこが勿体無かったかなと。 TOMONAGA:宮永さんの百合キャラは好きなんですね。朝妃さんがボケてる下りは悪くは無いんですが20行だと蛇足な感じがしました。 後気になったのが、レズビアンの方は自らを蔑称であるレズとは言わないという。 審査者:槍沢 雑 投票:XENOGLOSSIA ◆投票理由◆ XENOGLOSSIA 面白いところもあるのですが、動きや見た目のボケが多いためツッコミが回りくどいのと、 結局は作者のさじ加減じゃないかという気がしていまいちハマらなかったです。 たとえば、洗い物のくだりはボケは面白いのですが寛子さんの「先にリビングのお茶どうにかしろよ(後略)」ってツッコミが長いから、 リビングのお茶に意識が向いて洗い物をどうにかするってフリが消されていてもったいなかったです。 TOMONAGA 抑えたテンションでの両ボケという芸風が裏目に出てまとまりがなく感じられました。 言い間違えのボケも破壊力に欠けていたので、これなら講師役をボケに徹してレクチャーと称し司会に言い寄ることで呪術とのズレを生む展開にした方が スッキリすると思います。 どちらも精彩に欠けた感はありますが、より磨けば光りそうだと感じたXENOGLOSSIAに一票。 審査者:、 投票:XENOGLOSSIA ◆投票理由◆ どちらもボケツッコミがはっきりしてて面白かったですが、TOMONAGAさんの方は最初にボケるのがツッコミにまわる方なのでちょっと混乱しました。 審査者:KK 投票:TOMONAGA ◆投票理由◆ XENOGLOSSIAさんはボケよりもキャラが先行していて、ボケの弱さが目立ってしまっているような印象です。 強烈なキャラとツッコミにはどうしてもそれに負けない強烈なボケが必要になってくるので、もっとガツンと来る展開がほしかったですね。 TOMONAGAさんも設定は自分の色を出しやすいいいものだったんですが、やはりボケが決まりきっていないのとレズ的設定が主幹の展開と上手くマッチしていないのが残念。 ただアルバニアの国旗が突拍子もなくて面白かったです。 審査者:ジンガー 投票(無効):XENOGLOSSIA ◆投票理由◆ XENOGLOSSIAさんは歌姫さんのおとぼけ感のあるボケ、寛子さんの なツッコミとキャラがしっかり良い方向に出せていてよかったと思います。 ボケはそんなに良い訳ではないかなって箇所もありましたが、ツッコミの言い回しや「ついでにそのまま出てけよ!」のような追撃がうまくハマり、 終始楽しませていただきました。 TOMONAGAさんは突拍子のないボケが少々多く、その割にあまりふっとんだボケでもなかったので、 その結果全体として小さく且つまとまりきれてないという印象を受けました。 全体的にまとまりがあり、ツッコミでもしっかりと+αの笑いを取れていたと感じたXENOGLOSSIAさんに投票させていただきます。◆2回戦前半第6試合 ササキに願いを 対 灯風◆