1回戦後半第3試合


先攻
放浪鴎
コント/TATSUYA


高橋「あの、すいません。映画を借りたいんですけれども、
いっぱいあってどの映画を借りて良いのかよく分からなく
て・・・」

山本「あー、なるほど。でしたら・・・この映画とかはどう
ですかね? 『バックトゥーザフューチャー』って言うんで
すけれども」

高橋「「う〜ん・・・。なんかな〜・・・。」

山本「お気に召しませんかね?」

高橋「だってタイトルがさ〜・・・、絶対ヤラしい映画だも
ん」

山本「・・・は?」

高橋「いやだってさ、バックでフューチャーに行くなんて、
絶対やらしいじゃないですか!」

山本「いえあのですね」

高橋「あ! しかもジャケット男しか居ない!! なるほど
フューチャーってそういう意味なのか・・・! 店員さん、
僕にとんでもないモノを勧めようとしたな・・・!?」

山本「話をちゃんと聞いてください!」

高橋「男同士で、車で、しかもタイトルに『バック』なん
て、もう言い逃れは出来ないじゃないですか!」

山本「・・・他の映画を紹介しましょうか。あ、コレなんか
結構面白いですよ。『電車男』って言うんですが」

高橋「痴漢モノだな!?」

山本「・・・ですから、」

高橋「しかもこれもジャケットに男しか出てないじゃないで
すか!! 店員さん、僕にちゃんと映画を勧める気があるん
ですか!?」

山本「ありますよ! じゃあこれはどうですか!? 『猿の
惑星』!」

高橋「猿って時点でなんかホモっぽい!」

山本「『ファイトクラブ』!!」

高橋「そもそも筋肉ムキムキのイケメンがファイトでしかも
クラブってもうそれ以外考えられないし、一文字変えると
『背徳ラブ』になるからダメ!」

山本「『マトリックス』!」

高橋「マトリックス! まとりっくす! まふぉりっく
す! まふぉふぃっくふ! ホモセックス! 却下!!」

山本「もう! あなたちゃんと人の話聞く気あるんです
か!? それともこんなにホモネタばかり、もしかして僕
に・・・?」

高橋「いや、そんな事は無い! っていうか、さっきから
ずっとそのテの物を否定し続けてるじゃないか!」

山本「いいや、否定してる人が意外とってのもあります
し・・・。おや、あなたの股のあたりに何か硬い物がありま
すね・・・。万引きの疑いがありますねえ、バックヤードに
来てください・・・(ニヤリ」

高橋「待てっ! ちょっ! うわっ、力強い! ねえ、
ちょっと! ねえ、うわああああああああああ
あ!!!!!! あ、でも何か、悪くはない・・・



















・・・・・・って感じの、ノンケ調教系のホモ向け映画って
あります?」」

山本「帰れ」

後攻
湘南モノレール
漫才/アレ


群青「よろしくお願いします。僕ら湘南モノレールと申します。
   僕が群青山、隣にいてちょっとアレなのが土留くんです(笑)」

土留「アレってなんだよ。笑いながら言う俺のアレな部分ってなんだ。」

群青「あ、アレで思い出したんですが、最近アレですね。あのー、アレが」

土留「アレで思い出すアレってなんなんだよ。全然入ってこないんだけども。
   一つも明らかになってないよ」

群青「皆さんはどうですかね。僕はもう年齢ですかね。アレがアレでしてね。
   特に朝はどうしようもないアレでね。困ってるんですよ」

土留「ちょっともうわからなさすぎて群青山さん。
   朝アレなものって何よ。思い出せないまま進むなよ」

群青「それで僕のアレに鋭利なアレをアレしてみたんですが、
   どうも見た目が性的にアレでしてね(笑)」

土留「なんで今笑ったんだよ。笑いながら報告する性的なアレってなんだよ。
   怖すぎるだろ。走ったわ。悪寒が」

群青「あー、そういえば冷蔵庫にアレも入ってたなと思いながらアレしたんですが」

土留「料理でも作ってんのかね。もうわけがわからないですけども」

群青「中見たらびっくり!どこを探してもアレはないんだけど
   大量のヤマイモ入ってましてね。すぐ食べました(笑)」

土留「いったい何の話なんだよこれ!笑いながらヤマイモ食った報告するアレってなんだよ!」

群青「んでヤマイモ食べたから最近のアレに関してはアレしたんですが、
   そこで思い出したんです。あ、そうだ今日アレの日だ…って」

土留「聞き手のストレスがすごいよ。胃荒れがすごい。アレだけに。
   …あ、今のは忘れて」

群青「だから陸上競技場に行ってアレしようと思って。
   あ、そうだ、どうせならあの時買ったアレ、今日着ちゃおう♪と思ってね」

土留「ルンルンで袖を通すアレっていったい何なんだよ。
   なんかどっかの民族衣装みたいに聞こえてきたわ。イメージ的にはポンチョみたいなやつ」

群青「んで家中アレしたんだけど何せこの間アレしたばっかだからさ、
   砂まみれで探しづらいわけ。だから、アレをナニしたらどうなったと思う?!
   …西洋騎士の鎧の隣にアレがあったの!すごくない?」

土留「すごさがわかんねえよ!そもそも家中砂まみれになるアレってなんだよ!何の祭りだよ!
   それよりも家の中に西洋騎士の鎧がある方がすげえ気がするよ!わかんねえけど!
   そんでナニとか第二勢力も出てきて余計訳わかんねぇだよ!アレアレルギーになるわ!」

群青「……アレ?最初何の話してたっけ?」

土留「俺が聞きたいよ!いい加減にしろ!」



五竹:放浪鴎さん、湘南モノレールさん、アレがとうございました。

小村:使い方が違ってる!

五竹:それではまずは審査員のご紹介を。
   今回審査をしてくださったのは、
   きょくにゃんさん、星野流人さん、翔さん、8823さん、夏草さん、けうけげんさん、KKさん、ひろちょびさん。
   以上の8名の方々です。さらにこれにジンガーの審査を入れた9票が2組の勝敗を決めます。

小村:皆さん審査ありがとうございます!

五竹:票は1票ずつ、先程名前を挙げた順に発表していきます。
   では行きましょう。
   投票結果は・・・


















 放浪鴎




















 放浪鴎




















 湘南モノレール




















 湘南モノレール




















 湘南モノレール




















 湘南モノレール




















 湘南モノレール


















 放浪鴎




















 放浪鴎



 ということで結果は、




















 放浪鴎さん4票、湘南モノレールさん5票で、


 湘南モノレールさんの勝利です!
 おめでとうございます!
小村:中盤の怒涛の5連得票よ・・・

五竹:残念ながら放浪鴎さんはここで敗退となります。

小村:結果は5−4とこれも本当に惜しかったですね。審査員のどなたか1人でも反対側に移っていたなら勝敗が変わってたってことですからね。

五竹:MM-1決勝進出者発表のラジオ放送がこの後あるので、そちらがどうなるか気になりますが進めていきますよ。
   さあ第4試合、そのMM-1決勝進出者発表の放送者対決となったこちらです。
◆1回戦後半第4試合 生涯探求対比梅津よろしかば◆


↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓審査詳細↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓



審査者:きょくにゃん

投票:放浪鴎

◆投票理由◆
ホーモー鴎じゃねえや放浪鴎:同性愛そたぶのクソ面白いヤツじゃねえか!!いい加減にしろ!!
その時も言ったんですが、バックヤードじゃなくてファックヤードって言ったら完璧でした。
湘南モノレール:終始「アレ」推しで攻める姿勢は好きですが、甲冑位しかハマらなかったです。



審査者:星野流人

投票:放浪鴎

◆投票理由◆
放浪鴎さんはオチはよかったのですが、オチに至るまでの過程に対し『既存映画をいじるのならもっと徹底的にやってほしかった』という印象がありました。
同性愛ネタが書きたいがためだけに作り出された作品という感じがして、ネタとしての踏み込みが甘いです。
湘南モノレールさんは、テーマがそれなので仕方ないことなのですが、漠然とし過ぎていて伝わるものが少なかったです。
ツッコミでもっとうまくフォローしたり、ボケのアレンジをもって多彩にするなどの工夫が欲しかったです。
笑いに繋がる箇所が多いと感じられた放浪鴎さんに票を投じます。



審査者:翔

投票:湘南モノレール

◆投票理由◆
放浪鴎:4

バックでフューチャーに行くってなんなんだ(笑)
出だしは凄いインパクトあって面白かったんですけどね
残りのボケのパターンが一緒だったんで物足りなかったですね
この作者はホモ


湘南モノレール:6

このネタはアレですね。うんアレでした
もっとバカバカしくてもいいかもしれないですね
アレだけに
この作者はホモ


ホモ対決でしたね



審査者:8823

投票:湘南モノレール

◆投票理由◆
タイプの違う二組だったので、審査基準を見付けるのが難しかったです。
湘南モノレールさんの釈然としない状況から笑いに持っていく展開が面白かったです。
放浪鴎さんは落ちが抜群に良かったけど、途中の盛り上がりがちょっと弱く思えました。



審査者:夏草

投票:湘南モノレール

◆投票理由◆
放浪鴎:2点
ホモじゃねぇかいい加減にしろ。このラインナップにファイトクラブが入ってたのが若干嬉しかった。

湘南モノレール:5点
ツッコミの力で持ってる。下手な人がやると大惨事になってたと思う。



審査者:けうけげん

投票:湘南モノレール

◆投票理由◆
放浪鴎さんは設定やボケは練り込まれていましたが、パンチ力には欠けていました。
ツッコミも簡単なリアクションだけに留まっていたものが多く、ボケの面白さを引き出しきれていなかった印象です。

湘南モノレールさんは放浪鴎さんとは対照的に、ツッコミのテクニックが際立っていました。
抽象的なボケに対する「胃荒れ」「ポンチョみたいなヤツ」などの言葉選びが光っており、楽しめました。
もう少しボリュームを出せた気はしますが、満足度は湘南モノレールさんの方が高かったです。



審査者:KK

投票:湘南モノレール

◆投票理由◆
放浪鴎さんはホモ一辺倒に振り切ったのが逆に気持ちよかったのですが、ホモボケに安易さが残るものが多かったですかね。
オチもあまりいい裏切り方には見えませんでした。
相手を不快にさせない見せ方をしつつ、もっと踏み込んでみるのもいいかもしれません。
湘南モノレールさんはアレのボケメインで漫才を成立させているのがすごい。
これでもっとボケを突出させられる掛け合いに出来たらさらに強化させられるのではと思います。



審査者:ひろちょび

投票:放浪鴎

◆投票理由◆
放浪鴎:大胆なネタで笑いやすかったです。
湘南モノレール:手数があるのは良いのですが、ボケとしては比較的想定内レベルでアレでした。



審査者:ジンガー

投票:放浪鴎

◆投票理由◆
放浪鴎さんはホモへの結びつけ方の無理やり感やバカバカしさが非常に面白かったです。
後半の展開とオチもうまく作られていて良かったと思います。
言うなれば、もっといろんな映画で無茶苦茶やってもいいんじゃないかなと。
湘南モノレールさんはちょっと笑いのポイントが分かりづらかったかなぁと感じました。
アレで押すのは良いと思うのですが、ただただアレアレ言ってるボケの繰り返しみたいになってしまってたかなぁと。
笑いの分かりやすさや全体の構成などを考慮して放浪鴎さんに投票させていただきます。



◆1回戦後半第4試合 生涯探求対比梅津よろしかば◆


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