先攻
ガンバラナイズ
コント/Uウイルス
(診察室にて) 五竹:・・・あー・・・これはやばいやつですね・・・ 小村:え・・・?ただの風邪とかじゃないんですか!? 五竹:あー・・・もう手遅れだ、はいご愁傷様ご愁傷様 小村:いや待て待て待て!!?手遅れだとしても何かしら言及しろや!?こっちが今置かれてる不安満載の状況考えてね!? 五竹:いや、この病気に関してはもう絶望しかないですから。 変に何か言って絶望を与えるより、何も言わずに残りの人生楽しんでもらった方が良いと思って。 小村:いや、病気が何かを伏せてるだけでやばいであろうことはダダ漏れだよ!? もう聞かせてくださいよ!何も知らずに死ぬなんて嫌です! 五竹:死ぬ?いやいや、逆ですよ逆。 えっと、君が感染したのはUウイルスっていって、正式名称は「ウンコマンウイルス」っていうんですけど、 小村:その名前付けたやつどういうネーミングセンスしてんだよ!?なんかもうそのウイルスが可哀想だわ! ・・・で、逆っていうのは何なんですか? 五竹:普通の病気って体を蝕んでいくじゃないですか。しかしこのUウイルスはその逆で、体の至るところを健康にしてしまうんですよ。 症状が出る前はちょっとしんどいんですけど、1日2日経っちゃうともう健康になっちゃうんですよね・・・ 小村:いや何それ!?え、それいいんじゃねえの!?健康で悪いことなんか無いでしょ!? 五竹:いやいや・・・健康になりすぎて薬が苦い話とか共有できなくなりますよ? 小村:どんな心配してんの!?そんなピンポイントな共有無くても楽しく生きていけるわ! 五竹:まあしかし、このウイルスの一番恐ろしいのは・・・体を健康にしすぎて死ねなくなるんですよ。 小村:え?・・・死ねない・・・? 五竹:猛スピードの大型トラックに撥ねられようが超高層ビルの屋上から飛び降りようが無傷。 小村:無敵じゃねえか!!いや、ウイルスがどう作用したらそんな体の作りになんだ!? 五竹:そしてその期間なんと70年。 小村:いや、ちゃんと死ぬんだ!?永遠に生き続けなきゃいけない恐怖みたいなのかと思ってたら何か良い感じの期間!! 五竹:そして老いることはなく、肌ツヤが良いまま、体力があるまま、70年間生きていかないといけません。 小村:いや、良いことずくめじゃねえか!お前さっきから良いことをただただ否定的な感じで言ってるだけだぞ!? 五竹:そして恐ろしいことに体臭がウンコの臭いになります。 小村:・・・は?え、ウンコ!?体臭がウンコ!?え、ちょっ・・・ 五竹:多分一晩寝て起きたら完全に発症してると思います。 明日から70年間、自らのウンコの匂いに耐えながら、ウンコの臭いを周囲にまき散らしながら、 ウンコマンの肩書を背負って頑張って生きてくださいね。 小村:・・・・・・・・・ああ、死にたい。
後攻
1日ソ連
漫才/昔話
山本:はいどーも!1日ソ連です! ソチオリンピック終わっちゃいましたね。あのアスリート達の汗水たらして、メダルに向かって一生懸命頑張る姿見て思いましたよ 俺、昔話が読みたい 中村:おい、時間返せよ 山本:でもね、ただの昔話じゃありきたりですからね。所々他の昔話のエッセンスをいれた昔話を読んだりするかもよ? 中村:どうせするんだろ!?そんな含みを持たせた感じにした所でさ! 山本:『ウサギとカメと』 中村:ほら!!+αの部分がありありと主張してきてる! 山本:『あるところにウサギおじいさんとカメおばあさんがいました』 中村:おじいさんとおばあさんはどの昔話からの抽出!?もっとこう単品毎のオリジナリティ足して行こうよ! 山本:『カメおばあさんの名前はモモ、ウサギおじいさんの名前は一寸といいます』 中村:取ってつけた様な形だけの情報じゃなくて!それと一寸法師の一寸は名前じゃねえよ! もっとストーリーの中に組み込んでいくみたいな感じでやっていけよ! 山本:『二匹は丘のてっぺんまで競争する事になりました。 ヨーイ、ドン! 鳴り響く号砲と共にカメおばあさんを痛めつけるウサギおじいさん』 中村:やり方が姑息!比較的優位な立場のくせにやり方が姑息!! あと、それは浦島太郎の冒頭のシーンなのか?もっと象徴的なシーンを抜き出して来いよ! 山本:『カメおばあさんが丘を登っていると上からおむすびが転がってきて、小さな穴の中に落ちてしまいました すると、それを見ていた犬が言います「ここ掘れワンワン!」』 中村:お前が報告してくれなくても一部始終を見てたわ!どうせならもっと嗅覚を存分に発揮出来るシチュエーションにしてやれよ! 山本:『興味が湧いたのでカメおばあさんは穴の中に入ってみることにしました』 中村:競争は!!?エッセンス盛り込み過ぎて話の軸がブレてきてんじゃねえか!! 山本:『中を覗いて見るとタイやヒラメが舞い踊り』 中村:水中でやれよ!アウェーな地形でおもてなしする余裕あんの!? 山本:『カメおばあさんがその穴を後にしようとする時「これをお土産に」と大きな玉手箱を貰いました』 中村:こうなってくると「ウサギとカメ」すら1つのファクターにすぎねえな 山本:『穴から出たカメおばあさんは玉手箱を開けました。するとカメおばあさんはなんと、カメおばあさんになってしまいました』 中村:とうとう矛盾点が出てきたよ!!だっておばあさんだもん!既におばあさんだもん! カメおばあさんが更に老けるって一体どういう事なんだよ!? 山本:モモ多老 中村:いや、上手くねえよ! 二人:どーもありがとうございました!!
五竹:ガンバラナイズさん、1日ソ連さん、ありがとうございました。 小村:ガンバラナイズさんって、俺らだからね!?あと前回も多分そのボケ言ってたよ! 五竹:それでは結果の方発表していきます。 今回審査してくださったのは、 8823さん、槍沢 雑さん、ドロップさん、きょくにゃんさん、%さん、星野流人さん、翔さん。 以上7名です。今回は審査が奇数なのでそのまま7票で勝負を決めます。 小村:たくさんの審査ありがとうございます! あとそのルール考えたやつ誰だよ不利すぎるだろ! 五竹:票は1票ずつ順に発表していきます。 では行きましょう。 投票結果は・・・
1日ソ連 1日ソ連 1日ソ連 ガンバラナイズ ガンバラナイズ 1日ソ連 1日ソ連
ということで結果は、 ガンバラナイズ 2票、1日ソ連 5票で、
1日ソ連さんの勝利です! おめでとうございます!
小村:あぁぁ!!中途半端!!ワンサイドでもなく接戦でもなく、そして負けた!! 五竹:ガンバラナイズはここで敗退します。さようなら。 小村:司会は引き続きやるけどな! 五竹:では次行きましょう。 本日最後、第8試合で戦い合うのは、この2組です。◆2回戦前半第8試合 インタープラグ 対 みやこ◆
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓審査詳細↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ ----- ハンドルネーム ----- 8823 ----- 試合 ----- 2回戦前半第7試合(ガンバラナイズ VS 1日ソ連) ----- 投票 ----- 1日ソ連 ----- 投票理由 ----- ボケ淡々対決。 1日ソ連さんのベーシックな中に奇抜なボケをちりばめてあるネタが面白かったです。 複数の話をまぜこぜ手あるのに読みやすく仕上げているのがすごいと思いました。 ガンバラナイズさんの設定の奇抜さと緊張と緩和の使い方も良かったと思います。ただ、最後のボケがちょっと安直だったかなぁ…。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ----- ハンドルネーム ----- 槍沢 雑 ----- 試合 ----- 2回戦前半第7試合(ガンバラナイズ VS 1日ソ連) ----- 投票 ----- 1日ソ連 ----- 投票理由 ----- ガンバラナイズ 何度も裏切りが入ってしっかり展開しているのですが、短文だとプロットを見せるだけで終わっていて肉付に物足りなさを感じてしまいました。 「猛スピードの大型トラック〜」は三段オチにしてもよかったのでは? 1日ソ連 面白いんですが、こっちは逆に肉づけしすぎて流れが歪になっている感が。序盤のツッコミで話の整理やどういった立ち位置で聴くかを明示できていないので、ちょっと入りにくかったです。 「アウェーな地形でおもてなしする余裕あんの!?」や「カメおばあさんはなんと、カメおばあさんになってしまいました」といったパンチのあるフレーズがあるので、もうちょっとネタの磨き方・並べ方に意識を向けたらもっと良くなると思います。 あと、ソ連がソチオリンピックの話をしていたのはちょっと面白いんですが、時間返せよってツッコむほど長くなかったし、タイトルで昔話と明かしているのでいまいち裏切りになっていないのでツカミは飛ばして本題に入ってよかった気が、 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ----- ハンドルネーム ----- ドロップ ----- 試合 ----- 2回戦前半第7試合(ガンバラナイズ VS 1日ソ連) ----- 投票 ----- 1日ソ連 ----- 投票理由 ----- ガンバラナイズ 本ネタに入るまでが長かった印象です このネタは長文で見たいですね 1日ソ連 昔ばなしのチョイスが良かったです 最初から最後まで面白かったです −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ----- ハンドルネーム ----- きょくにゃん ----- 試合 ----- 2回戦前半第7試合(ガンバラナイズ VS 1日ソ連) ----- 投票 ----- ガンバラナイズ ----- 投票理由 ----- ガンバラナイズ 8 キチンとした正統派コントを見た!と云う感じがしました。後一箇所ドカンと来る箇所があれば満点でした。 1日ソ連 5 所々面白いとは思うんですが、色々詰め込み過ぎた所為かまとまりが無くストーリーが散らかった感じがしました。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ----- ハンドルネーム ----- % ----- 試合 ----- 2回戦前半第7試合(ガンバラナイズ VS 1日ソ連) ----- 投票 ----- ガンバラナイズさん ----- 投票理由 ----- ガンバラナイズさんの、徐々に露わになっていく事実に釘付けになりました。面白さだけでなく、引き込まれる魅力がありました。 対して1日ソ連さんは、むしろ続きが読みたいという気持ちという気持ちになるというか、あっさり終わってしまった気がします、すみません。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ----- ハンドルネーム ----- 星野流人 ----- 試合 ----- 2回戦前半第7試合(ガンバラナイズ VS 1日ソ連) ----- 投票 ----- 1日ソ連 ----- 投票理由 ----- ガンバラナイズは後半、特にオチ付近で大きめの爆弾を落としていった印象。 一方の1日ソ連は、会話の構成の粗さはあるが、個々のボケの破壊力が高い。 どちらも魅力的な作品であったと思いますが、個人的には多少粗くともパンチ力のある1日ソ連の方が好きです。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ----- ハンドルネーム ----- 翔 ----- 試合 ----- 2回戦前半第7試合(ガンバラナイズ VS 1日ソ連) ----- 投票 ----- 1日ソ連 ----- 投票理由 ----- ガンバラナイズ:5 この病気にだけはかかりたくないなーって思いました この行数でももう少しボケの手数が欲しかったですね 1日ソ連:6 カメおばあさんがカメおばあさんになるとか要所要所にいいボケがありました オチは上手くないのですが全体的に楽しめました。長いバージョンでも見ていたいです −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−◆2回戦前半第8試合 インタープラグ 対 みやこ◆