ガンバラナライブ 04.ネタB「コント:コントびた幼稚園」 |
小村:こんにちはー。健太を迎えに来ました。 五竹:あ、死神の方ですか? 小村:いや、何でそうなる!?健太の父ですよ! 五竹:健太君のお父さんですか!いつもはお母さんが迎えに来てたのに今日は違う人だったんで、だったら死神かなと思っちゃいましたよ。 小村:お母さんじゃないから死神って飛びすぎでしょ!?その間にいくらでも可能性転がってますけど! 五竹:健太君今スーパーウンコタイムなので待ってくださいね。 小村:もっと他の言い方あるでしょ!? ん?あの物凄い背の高い人誰ですか?誰かの親御さんですか?2メートルぐらいあるんじゃないですかあの人。 五竹:あれはタカシ君です。 小村:タカシ君・・・君?・・・先生のお友達の方か何かですか? 五竹:あの子5歳なのに妙に大人びてるんですよね。 小村:5歳!?え、2メートルあるのに、大人、じゃなくて、え!?5歳!?ええ!!?大人びてるっていうかあれは大人でしょ!? 五竹:見た目はあんななのにいっつも太宰治とか読んでるんですよ?ほんと大人びてるでしょ? 小村:いや、見た目から大人びてますよ!なんで見た目は問題ないみたいに言ってるんですか!? 五竹:見た目とのギャップで余計大人びて感じますよね。 小村:いや、ギャップないでしょ!?むしろ見た目のせいで太宰が霞んじゃってますけど!? というかあの子・・・子っていうことにすごい違和感ありますけど、あの子普通にカジュアルな感じの服着てますよね? 五竹:不思議なことに、あの子だけ制服で合うサイズがないんですよね。 小村:不思議じゃないでしょ!?あの子だけって、そりゃあそんだけ突出してればそうなるでしょ! 五竹:性格が大人びてるからなのかなぁ・・・ 小村:完全に体格の問題でしょ!性格で服のサイズが合わなくなるってどういう理論ですかそれ! 五竹:健太君遅いですねー。 小村:!!?・・・あの・・・ 五竹:どうかしました? 小村:あれって・・・ゴリラ・・・じゃあないですよね? 五竹:ああ、もちろん違いますよ。 小村:ですよね!?ゴリラの着ぐるみとかですよね!?リアルすぎてちょっとまさかと思っちゃいましたよー。 五竹:あれはタケシ君です。 小村:それにしても良くできた着ぐるみですね。あれは幼稚園に置いてるものなんですか? 五竹:着ぐるみって何言ってるんですか? 小村:あのタケシ君が着てる・・・ 五竹:いや、タケシ君着ぐるみなんか着てないですよ?というか衣服すら身につけてないですよ? 小村:え!?素の状態であれってこと!?いや、じゃあやっぱゴリラなんじゃ・・・ 五竹:まあタケシ君妙にゴリラびてますからね。 小村:ゴリラびてるっていうかゴリラでしょ!?いや、これは絶対ゴリラでしょ! そもそもゴリラびてるって言い方なんですか!?伝わりはしますけど! 五竹:見た目はあんななのに握力500キロとかあるんですよ?ほんとゴリラびてるんですよね。 小村:だから見た目から既にゴリラでしょって!握力500キロの幼稚園児がいてたまるか! 五竹:見た目とのギャップで余計ゴリラびて感じますよね。 小村:いや、見た目から完全なるゴリラですよ!?見た目から怪力感じ取れるでしょ!? 五竹:あんな見た目してバナナとか食べますからね。 小村:それも見た目のまんまだしそもそもバナナは人が普通に食しますからね!? 五竹:健太君いと遅しですなー。 小村:なんで急にそんな古文的な・・・え?・・・あの・・・ 五竹:どうしました? 小村:えっと、あの子なんですけど・・・ 五竹:ゆうた君ですね。ゆうた君がどうかしましたか? 小村:幽霊・・・じゃないですか? 五竹:ゆうた君妙にオバケびてるんですよね。 小村:オバケびてるって顔面蒼白とかそういうのでしょ!?あの子半透明でしかも下半身が無くて宙に浮いてますよ!? 五竹:見た目はあんななのに壁とかすり抜けるんですよ?ほんとオバケびてるんですよね。 小村:だから見た目のまんまだって!壁すり抜けるってそれもう幽霊以外の何者でもないでしょ!? 五竹:見た目とのギャップで余計オバケびて感じますよね。 小村:もう恐怖しか感じませんけど!? ??:ヒヒーン! 五竹:あ、タケシ君のお父さん、こんにちは。 ??:ヒヒーン! 五竹:タケシ君あそこにいるので。 ??:ヒヒーン! ??:ウホウホー! 五竹:はい、さようなら。 小村:・・・あの・・・今の・・・馬ですよね? 五竹:タケシ君のお父さんですよ。ちょっと馬びてますけどね。 小村:「ちょっと」でも「びてる」でもないでしょ!?馬でしょあれは! ヒヒーンしか言わないしタケシ君もウホウホって言ってたし!完全に馬とゴリラでしょ!?馬がゴリラを乗せて走っていきましたけど!? 五竹:それにしてもよく見た目だけで大人びてるとかゴリラびてるとかオバケびてるとか当てられますね? 小村:見た目で分かるというか、まず「びてる」以前にそのものですからね!? 五竹:健太君遅いなー。 小村:・・・あのー・・・ 五竹:はい? 小村:ゾウが出てきたんですけど・・・ 五竹:ああ、あれはうちの幼稚園で飼ってるペットです。 小村:よかった!幼稚園にゾウがいるのおかしいけどちゃんとしたゾウでよかった! 五竹:ゾウびた犬でしょ? 小村:犬?え・・・犬!?いや、ゾウでしょ!? 五竹:見た目はあんななのに四足歩行するんですよ?ほんとゾウびてるんですよね。 小村:それ既に見た目の話だし犬の時点で四足歩行だしまずどっからどう見てもゾウだし!! 五竹:見た目とのギャップで余計ゾウびて感じますよね。 小村:犬の四足歩行にギャップも何もないでしょ!?まずゾウだし! 五竹:あ、そういえば健太君のことで話あって、お母さんだと話聞いてくれないんでお父さんに聞いてほしいんですけど。 小村:何ですか? 五竹:やっぱりうち幼稚園としてやってますから動物を預かる訳にはいかないんですよ。なので健太君にはここやめてほしいんですよね・・・ 小村:ここ大人もゴリラも幽霊もいましたよね!?そもそも健太人間ですけど!? 五竹:いや、健太君人間びてはいますけどね?人間びてはいますけどやっぱり動物はねえ・・・ 小村:・・・ちなみに健太は何だと思ってるんですか? 五竹:え?名古屋コーチンですよね? 小村:よし、ゴリラの時点でほぼ決めてたけど転園させよう!